各地商工会議所を通じて集まった逸品を、週替わりで東京・秋葉原の食のテーマパーク「日本百貨店しょくひんかん」で販売する「地域うまいもんマルシェ」。今回は、1月25~31日に出品された坂出の〝自慢の逸品〟を紹介する。
坂出商工会議所は、名物の讃岐うどんやだし、ご当地グルメの「骨付鳥」などを出品した。讃岐うどんは、坂出市の名店・日の出製麺所の「ぶっかけうどん」。同社は昼1時間しか営業しないため連日行列ができる有名店だ。小麦の風味を生かした生うどんに特製の「ぶっかけだし」付きのセットを販売し「本場の讃岐うどんをぜひ味わってほしい」とPRした。
「薫る骨付鳥」はかまぼこ製造・おがた食研の新製品。ニンニクの効いた特製スパイスで味を付け焼き上げた骨付鳥を、香りとうま味をそのままに常温保存できるレトルト食品にした。同社は練り物の製造技術を生かした製品開発に意欲的。以前出品した「お魚でつくった燻製!フィッシュナゲット」は日本百貨店しょくひんかんの売り場にも並んだ。
卵かけご飯用や冷ややっこ用など多彩な専用調味料を開発している堺屋醤油は、お湯に溶くだけで讃岐うどんのだしができる粉末だしの素「ゆたかあじ」を出品。瀬戸内のいりこ煮干や温州みかん果汁を使ったユニークなしょうゆも紹介した。
コロナ禍もまだ収束が見えない中、同所は「なるべく多くの事業者に出品する機会を」と出展に力を入れる。
「まずは地元、次に秋葉原、そしてfeel NIPPONへの出展を目指して支援していく」と話している。
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