大船渡商工会議所(岩手県)は1月21日、専門講師による伴走型プログラムに基づく研修事業「第4期大船渡ビジネスアカデミー」の成果発表会・閉講式を開催した。同アカデミーは、常に変化し続ける市場環境に適応するとともに、将来の地域経済の中核を担う経営人材を育成することが目的。昨年10月から受講した4期生は、全7回、各6時間で行われるプログラムの研修を通して、経営に関するさまざまな知識を学んだ。最終日の成果発表会には、受講生14人をはじめ、来賓や講師、スタッフなど約40人が参加。受講生は、経営の考え方、販売戦略、財務戦略、組織強化などの学びで得たノウハウなどを生かし、今後の自社の経営強化にもつながる架空の店舗における事業計画や具体的な戦略を提案した。