土浦商工会議所(茨城県)の「つちうらカリー物語事業者部会事務局」はこのほど、市内の子ども食堂にご当地グルメの「ツェッペリンカレー」を無償で提供する取り組みを開始した。同事業は、市独自の「食」の歴史・文化を生かした食のまちづくり事業の一環。「カレーのまち土浦」のPRを図るとともに、第2期土浦市子ども・子育て支援事業計画の一つである「食育の推進」に寄与することが目的だ。
ツェッペリンカレーとは、特産のレンコンや県の銘柄豚「ローズポーク」を使用したカレーで、1929年に世界一周を達成したドイツの飛行船・ツェッペリン伯号が市に来訪した際に乗組員にふるまったとされるカレーを現代風にアレンジしたもの。第1弾として、2月27日に都和公民会「ひよこ食堂」で300食を提供した。カレーの提供は全7回実施する計画で、3月26、27日には計4カ所の食堂で提供される。
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