i-BOX 今月の情報宅配便！！「宮津遺産」に2品決定

2022/6/1

宮津商工会議所月刊石垣2022年4月号京都府宮津市

天乃路本舗／Earth clock laboratory

宮津商工会議所（京都府）は、地域産品が持つ地域的・文化的な背景や品質の信頼度などを評価し「宮津遺産」として認定することによって事業者の収益拡大を促進することを目的に、2016年度より宮津遺産事業を実施している。このほど、申請のあった産品について認定審査会で審査した結果、21年度「宮津遺産」2品が決定した。

認定された天乃路本舗の「ピンと餅」は、宮津節の一節から名付けられた、もちもちとした食感が特徴の和菓子。「生地には地元で育てた新鮮な卵を使用しています。こだわりのもちもち食感の生地の中に、風味豊かで上品な甘さの自家製の粒餡を入れました」と代表の吉岡由貴恵さんは話す。

同じく今年度認定されたEarth clock laboratoryの「天橋立プリン」は、卵は舞鶴市産、京丹後市産のミルクなど近隣地域で生産される食材を使用。まろやかな卵の甘さとミルクの風味、ほろ苦いカラメルが相性抜群だ。「パッケージのイラストは、天橋立を一望できる絶景スポット『天橋立ビューランド』にあるメリーゴーランドがモチーフ。地元の人に懐かしんでもらおうと、昔ながらの卵プリンをイメージしてつくりました」と、代表取締役の駒井克洋さんは話す。