MAST HANP(ますとはんぷ) (宮城県気仙沼市/気仙沼商工会議所)
今月は、日常生活で活躍するバリエーション豊かな帆布のバッグをご紹介します。
MAST HANPは、家業のシート屋で培った縫製技術を生かした鞄(かばん)をつくろうと、宍戸正利さんが設立、2009年に気仙沼市で開業した布鞄のブランドです。丈夫な帆布や、色落ちしにくいようしっかりと染め上げた布を用いて、長く愛される鞄を裁断から縫製まで手作業で仕立てています。11年の東日本大震災では工房を津波で流されましたが、その一カ月後には自宅で店を再開。使い勝手のいいシンプルなデザインと幅広いラインナップ、豊富なカラーバリエーションで徐々に注目を集め、現在では気仙沼の人気ショップの一つとして知られるようになりました。
オンラインショップを活用して販路を広げる一方、港町・気仙沼らしいデザインの鞄を製作するなど、地域の活性化にも貢献しています。
お問い合わせ
MAST HANP
TEL:0226-25-7081
※月刊石垣2022年5月号に掲載された記事です。
最新号を紙面で読める!