鶴岡商工会議所(山形県)は、5月25日に開催された奇祭「鶴岡天神祭(化けものまつり)」に合わせて、市内の人気弁当店など4事業者と連携し、特製弁当「化け弁」を販売した。
鶴岡天神祭は、〝学問の神様〟菅原道真公を祭る鶴岡天満宮の例祭で、約300年の歴史を持つ天狗舞が奉納されるほか、みこしや菅原道真公行列などのパレードなどが市内を練り歩く。祭りでは、派手な模様の長襦袢に角帯を締め、手拭いと編み笠で顔を隠した「化けもの」に扮した人々が、祭りの見物人らに無言で酒を振る舞うならわしがあることから、化けものまつりといわれている。
弁当は、これにちなんで命名。地元産の孟宗(タケノコ)や山菜の天ぷら、春の訪れを告げる山形県の魚サクラマスを使ったメニューなどを味わうことができ、1個1400円(税込み)で提供した。また今回は、化け弁販売5周年を記念し、市内7蔵元の地酒飲み比べセットが抽選で21人に当たる「地酒プレゼントキャンペーン」も実施した。
詳細は、https://www.trcci.or.jp/data_file/202205191158114145airect.pdfを参照。