平塚商工会議所青年部(神奈川県・平塚YEG)は7月8~10日、3年ぶりに開催された「第70会ひらつか七夕まつり」に合わせ、メタバース空間に七夕まつりを創り出す「湘南ひらつかバーチャル七夕ストリート」を実施した。コロナ禍で来場できない人にも祭りの雰囲気を楽しんでもらおうと初めて企画。祭りの期間中に開催したメタバースの体験会場には、仮想空間内の七夕飾りを見に3日間で530人が来場した。
「湘南ひらつか七夕まつり」は、市内全域を通じてパレードや大型竹飾り、地元グルメの露店など数々のイベントを実施する日本有数の七夕祭り。前回(2019年)は155万人が県外から来場したが、今回はコロナ対策として開催時間の短縮や会場区域の縮小、露店の自粛要請、県外からの来場自粛を呼び掛けるなどで感染症対策を徹底して開催した。
開催規模縮小を受けて初めて実施した「湘南ひらつかバーチャル七夕ストリート」では、メタバースを活用し「ひらつか七夕まつり」の雰囲気を楽しめる仮想空間を創出。企業や個人から七夕飾りを幅広く募集し、協賛者のロゴやモチーフが入った150本以上のきらびやかな七夕飾りが仮想空間の七夕ストリートを囲んだ。
祭りの期間中には、VRゴーグルをかけて「湘南ひらつかバーチャル七夕ストリート」の仮想空間を体験できるイベントを開催。BGMが流れる中、天の川、彦星、織姫のVRアートが登場したり、アバターを作成してバーチャル七夕ストリートを歩く体験や、空間内の七夕飾りの短冊に願いごとを書き込むイベントも実施した。「湘南ひらつかバーチャル七夕ストリート」は、次回七夕祭り開催まで体験が可能。特設ページから「VRChat」をインストールすることで、来年7月までいつでも自由に参加することができる。
詳細は、https://tanavolu.com/meta/を参照。
(画像:湘南ひらつかバーチャル七夕ストリート仮想空間内)
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記事提供: 日本商工会議所
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