日本商工会議所と全国観光土産品連盟(NOA)は5日、「2022年度(第63回)NIPPON OMIYAGE AWARD 全国推奨観光土産品審査会」出品商品の募集を開始した。同審査会は、全国各地の優れた土産品を国内外にPRするとともに観光土産品の育成、発掘・振興を図るため1959年から毎年実施しているもの。優れた商品は、「全国推奨観光土産品」(推奨品)として認定(2年間)し、推奨状を授与するほか、推奨品の中で特に優秀な商品に厚生労働省・農林水産省・経済産業省・国土交通省の各大臣賞、日商など経済団体からも賞を授与する。
募集は「菓子」「食品」「民工芸」「グローバル」の4部門。審査基準は、郷土色やデザイン、素材性などに加え、今年度は日商創立100年を迎えるに当たり、パリ万博での訪欧を契機に「資本主義の父」といわれる礎を築いた渋沢榮一翁を範として、インバウンドやニューツーリズムの進展、ワーケーション・リモートワークなどによる新しい地域交流の活性化など、観光土産品の将来を見据えた視点も盛り込む。申し込み期限は10月14日。
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