十日町商工会議所(新潟県)は、JR東日本大宮駅構内のコンコースの柱に設置されているデジタルサイネージ(電子広告看板)で、十日町市のPR動画を7月中の約1カ月間放映した。デジタルサイネージを活用した動画の放映は、市の魅力を広く発信するため、2015年から毎年実施しているもの。昨年度までは、市の国宝「火焔(かえん)型土器」をテーマにした動画を放映していたが、今回は、20年に文化庁から「日本遺産」として認定されたストーリー「究極の雪国とおかまち―真説!豪雪地ものがたり―」のイメージ動画を放映した。
動画は、縄文時代から続く豪雪の地を生かした織物、食、建物、祭りなど、認定されたストーリーの魅力が伝わる内容。埼玉県最大のターミナルでJR東日本、東武鉄道、埼玉新都市交通などが結節し、平均で1日50万人を超える乗降客のある大宮駅で「究極の雪国」をアピールした。
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