武蔵野商工会議所(東京都)、武蔵野市観光機構などはこのほど、市内のアニメーション制作会社、漫画家、クリエイターらと協力し、アニメやマンガで観光推進・地域経済の活性化を目指す共同事業「アニメノマンガノムサシノプロジェクト」を立ち上げた。事業の開始を記念し、11月1日に「アニメ・マンガの街 武蔵野市のポテンシャルと課題」をテーマにした特別対談を開催。同所の髙橋勇会頭、漫画家の江口寿史氏らが、吉祥寺を舞台に長期にわたり開催しているアニメ関連イベント「吉祥寺アニメワンダーランド」の成果と課題、観光やまちづくりへの影響、住民満足度向上への効果など、市ならではのコンテンツ産業振興のポテンシャルについて話し合った。
また、プロジェクトの広報キャラクターとして考案した同所新人職員の蔵境三吉(くらさかいみきち)とITベンチャー企業社員の武寺祥鷹(たけでらしょうよう)も発表。今後、2人のキャラクターが登場するインターネットラジオを開始するほか、プロジェクトの公式サイトやツイッターなども開設し、アニメや漫画に関する情報発信やイベントの実施でまち全体を盛り上げる。
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