食べ比べや製作体験で郷土菓子PR
岐阜商工会議所が事務局を務める鮎菓子たべよー博実行委員会は6月3日、同所で「鮎菓子たべよー博2018」を開催した。鮎菓子は「長良川鵜飼(うかい)」で知られる岐阜の郷土菓子で、アユの形のカステラ生地に求肥を挟んだもの。同所は鮎菓子の普及を図るべく2016年から同イベントを開催、今回で3回目だ。
当日は、岐阜の菓子店30店の鮎菓子が集合した「スイーツマーケット」、500円で鮎菓子の食べ比べができる「鮎菓子食べ放題カフェ」、和菓子職人の指導で鮎菓子づくりを体験する「鮎菓子づくり体験教室」などさまざまな催しが行われ、6500人の来場者でにぎわった。同所と菓子店が協同開発した数量限定の鮎菓子も販売。ウイスキー入り鮎菓子やミカン味の鮎菓子、黒糖ジンジャー鮎菓子など斬新な鮎菓子は、どれもすぐに売り切れた。参加者からは「店ごとに異なる味を楽しんだ」と好評。出展者からは「来場者が翌日店に来てくれた」「新商品への反応が良く店舗での販売も検討する」などの声が寄せられた。
なお、鵜飼開催期間中は鮎菓子の詰め合わせ「鮎めぐり」が毎年販売される。今年は参画事業所と岐阜県立岐阜商業高校の生徒が共同開発した「いび抹茶味」が登場。10月15日まで岐阜髙島屋、JR岐阜駅のKioskなどで販売している。
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