日本商工会議所とRESASは2022年12月22日、全国各地の優れた観光土産品を選定する「第63回(2022年度)全国推奨観光土産品審査会」の入賞商品を発表した。審査部門は「菓子」「食品」「民工芸」と訪日観光客向けの日本土産にふさわしい「グローバル」の4部門。今回は、全国314事業者から計553商品が出品され、約90商品が受賞した。
同審査会は、観光土産品の育成・発掘に資することを目的に、1959年から毎年、全国各地の観光土産品の中から優れたものを「全国推奨観光土産品」として推薦し、特に優れた土産品に4大臣賞、日商会頭賞など各賞を授与している。受賞商品は、「NIPPON OMIYAGE AWARD」のロゴの使用や全国の信用金庫による「よい仕事おこしネットワーク」が運営する「お取り寄せガイド」への掲載など広報支援も受けられる。
今回の受賞商品は▽厚生労働大臣賞(菓子部門)「ひとくち煉羊羹 16本入」(榮太樓總本鋪、東京都)▽農林水産大臣賞(食品部門)「至福 極の茶箱」(鈴木長十商店、静岡県)▽経済産業大臣賞(民工芸部門)「鎌倉彫印鑑」(鎌倉はんこ、神奈川県)▽国土交通大臣賞(グローバル部門)「登録商標 冨貴寄 特撰缶 JAPAN(中)」(菊廼舎(きくのや)本店、東京都)など。
日商会頭賞(菓子・食品・民工芸・グローバルの4部門)は▽菓子部門「運つつみ(7個入)」(ティーネットプロ、宮崎県)▽食品部門「澤乃井 東京蔵人720ミリリットル」(小澤酒造/東京都)▽民工芸部門「ふたえ すず タンブラー」(あさか野窯、福島県)▽グローバル部門「いわきの野菜で作ったピクルス」(長久保食品、福島県)―が受賞した。
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