私の会社は1977年に不二家のFC店としてケーキやシュークリームなど洋菓子の製造販売を開始、82年に法人化し、現在は東金市内をはじめ千葉県内で6店舗を経営しています。「意識を変えよう、幸福応援隊」を基本理念とし、従業員の意識を変え、自分が何かをしてもらうのではなく、人に何ができるかを考えて行動に移すよう心掛けています。お店にわざわざ足を運んでくれたお客さまが購入した商品の生み出す最高の笑顔が私たちスタッフまでも笑顔に変え、その笑顔がより多くの笑顔につながっていく。一つひとつの商品は小さなものですが、ほんの少しお客さまの幸せなひとときを演出するお手伝いができればと日々奮闘しています。
私は会頭就任直後から職員に「明るく、楽しく、元気よく」を意識するよう話しています。これは当所の基本方針として事業計画にも掲げています。「コロナよりも、暗くなることが一番の病気」であり、皆さんが明るく、楽しく、元気でいることが職場に活力を与え、不安な日々を送る人々を明るくし、前に進もうという気持ちにさせる。現在の事務局内はとても明るい雰囲気で、来所される方にも伝わっているようです。このような商工会議所の活動や東金の情報を発信するため、私自らがYouTuberとして動画配信を行っていますので、ぜひ検索してみてください。
東金市は東京都心まで約50㎞、千葉県のほぼ中央部に位置しています。温暖な気候に恵まれ、平野部は良質な田園地帯が太平洋に向かって広がり、丘陵地は山武杉(さんぶすぎ)の森林に覆われています。
古くは江戸時代、徳川家康の鷹狩りのために「御成街道(おなりかいどう)」がつくられたことで、この地に宿場町や近隣の農産物が集まる問屋街が形成されました。以降、産業面で東金は物流の集散地としてにぎわうようになり、九十九里地域の中核都市として発展しました。現在では、千葉東金有料道路、また国道126号をはじめとする国・県道が結節する広域道路ネットワークの要衝となっており、それら道路と東金インターチェンジで接続された首都圏中央連絡自動車道の全面供用開始に向け、一層の発展が期待されています。
観光面においては、かつて「華のとうがね」と呼ばれ、春には八鶴湖(はっかくこ)など桜の観光名所として、市外から多くの観光客が訪れています。皆さまにも満開の桜が織り成す絶景をご覧いただきたく、ぜひ東金にお越しください。
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