春日部商工会議所(埼玉県)などはこのほど、春日部産米を活用した食の新たな地域ブランド創出を目指して2022年度に実施した米粉適正米の栽培、微粉末の製粉、米粉の製麺などの実証実験の報告会を開催した。
市、JA南彩、JA埼玉みずほ、庄和商工会、市観光協会、地元企業の川上製麺所、みたけ食品工業と共に昨年から連携して取り組んでいるもので、報告会では、米粉の栽培から商品開発まで各フェーズの成果や課題などについて参加団体が報告。商品開発には、埼玉県麺類業生活衛生同業組合春日部支部、埼玉県立杉戸農業高校も協力し、米麺に適した品種「亜細亜のかおり」を使った米粉麺や、シフォンケーキ、マドレーヌの試食が行われた。
検証結果を踏まえ、引き続き「亜細亜のかおり」の栽培・商品開発に取り組むほか、23年度からは、パンや菓子などに適した品種とされる「笑みたわわ」の栽培にも新たに着手し、さらなる米粉の活用、商品開発に力を入れていく。
詳細は、https://www.city.kasukabe.lg.jp/soshikikarasagasu/nogyoshinkoka/gyomuannai/1/20840.htmlを参照。
最新号を紙面で読める!