日商 Assist Biz

更新

江連 忠のゴルフ講座 「スコアが必ずアップする」12のポイント Lesson12 初心者女性への教え方は 「手を返す」が極意!

ラケットでテニスボールを打つ練習

「リタイアしたら女房と一緒にゴルフを楽しみたい」。そう思っている人も多いのではないでしょうか。仕事関係者とばかり回っていると、リタイア後はラウンドする機会も減ってしまいます。しかし、夫婦で楽しもうとしても、奥さんは初心者。シリーズ最終回の今号では、初心者の女性にゴルフの楽しさを知ってもらうためにはどんな教え方がいいのか、そのコツを伝授しましょう。

まずは、ゴルフの面白みを知ってもらうことです。男性なら、ある程度、理屈で教えても理解してもらえるかもしれませんが、女性には、とにかくゴルフは楽しいスポーツだと分かってもらうことが先決です。それには、何よりもボールに当たって、遠くへ飛ばす快感を得る練習から始めることです。

具体的には、ラケットでテニスボールを打たせる練習もいいかもしれません。テニスの動きというのは、ゴルフのインパクトゾーンと同じ動きなのです。それにフェース面をコントロールする感覚も自然に身に付きますし、ラケットならフェースもボールも大きいので、空振りすることがありません。イラストを参考に、手を返して強く打つ練習を繰り返すのです。ここで「手を返して」というところに疑問を持つ人も多いと思います。確かに、手を使うと方向性は悪くなりますが、それは男性や女子プロの場合です。力のない女性は、左右のOBというのはほとんどありません。ですから手もどんどん使って、飛距離アップに重点を置いて教えた方が合理的なのです。

また、女性に対しては、難しいことを言うより短いクラブを使ってフェースを返す感覚を教えましょう。あなたは女性の前に立って、スイングした際にフェースがきれいに返っているかどうかチェックしてあげましょう(イラスト参考)。

スコアアップのポイントを1年間にわたってお伝えしてきました。ご愛読、ありがとうございました。次号から中級者向けの新シリーズが始まります。また、よろしくお願いいたします。

イラストレーション:アカハナドラゴン

江連忠(えづれ・ただし) 1968年、東京都生まれ。ジュニア時代から活躍。高校卒業後、アメリカに留学し、ティーチングプロの第一人者であるジム・マクリーンに師事する。1993年、プロテスト合格。自らが主宰する「江連忠ゴルフアカデミー」代表。日本におけるプロを教えるプロの第一人者で、これまで数多くのプロのコーチを歴任し、優勝に導いている。また、アマチュアの指導にも力を注いでいる。

次の記事

江連忠

この連載も4シーズン目に入ります。この1年は、中級者を主な対象にして、さらなる上を目指すための理想のスイングづくりを解説していきたいと思います。長年ゴルフをやっている…

前の記事

江連忠

かつての名プレーヤー、トニー・ペナ(※1)は「スタートホールは何事もなかったように静かにスタートしたい」と言っています。一方で、チチ・ロドリゲス(※2)は「1番ホールは単に1…

関連記事

江連忠

ゴルフは、腰が重要な鍵になるスポーツです。とりわけ、目標に向かうときは、腰とお尻の向きが重要になってきます。上手なゴルファーというのは、ターゲットを目でしっかり捉え…

江連忠

ゴルフは、風に左右されるスポーツです。シングルクラスのゴルファーでも風の向き、強さなどを正確に読むのは難しいものです。そればかりか、強い風だと体も揺れるし、ミート率…

江連忠

ダウンスイングの軌道が「スティープ」だという言葉を聞いたことがありませんか。ダウンスイングの初期では、アドレスしたときのシャフトのラインと平行に下りてくるのが理想的…