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セレクト地域短信 地産地消事業で受賞 「食材の宝庫」特色生かす

授賞式の様子

小樽商工会議所(北海道)に事務局を置き取り組んでいる「知産志食(ちさんししょく)しりべし」プロジェクトが、農林水産省主催平成30年地産地消等優良活動表彰で「農林水産省食料産業局長賞」を受賞した。本賞は、全国各地で創意工夫の見られる地産地消事業や、国産の農林水産物・食品などの消費拡大を推進する企業、団体に贈られるもので、特徴的な地域ブランドの開発、かつ継続的な取り組みが評価された。

北海道の縮図といわれる食材の宝庫、後志(しりべし)の魅力をPRするために発足した「知産志食(ちさんししょく)しりべし」プロジェクト。小樽商工会議所を中心に、生産者、飲食・食品製造、ホテル関係者などの協力を得て、2010年度からさまざまな取り組みを実施してきた。

「知産志食」とは、「産地を知って後志を食べましょう」を意味する造語。北海道南西部の小樽市や余市町、ニセコ町などを含む1市13町6村から構成される小樽・後志は、ホタテやホッケなどの海の幸、アスパラガスやジャガイモなどの農産物、酪農製品など北海道をイメージする食材がそろうという、地の利を生かした事業だ。

ご当地ブランドとして人気の「小樽美人」シリーズは、女性の美に着目した梅酒などのリキュール酒開発に始まり、現在は純米吟醸酒やスイーツなども展開中。また、小樽ゆかりのニシンを使用した市内の水産加工会社7社の統一ブランド「ニシン小樽漬」を販売している。4月から11月末にかけて実施した「知産志食しりべしスタンプラリー2018」では、後志の道の駅や物産施設、小樽市周辺の常設施設など87カ所が参加した。 その他、小学校での食育授業は地域に根差した活動として継続的に実施中だ。「受賞を契機にパワーアップしたい」と同所担当者。地元食材の具体的な活用や地域間の連携強化など波及効果も表れ始めた。地域をけん引するプロジェクトとして、今後の発展が期待される。

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