東京商工会議所はこのほど、人気漫画『島耕作シリーズ』の主人公である〝島耕作〟を同所主催検定試験(東商検定)の特任アンバサダーに起用した。株式会社シンフィールドの「社会をよくする企業応援プロジェクト」に同所が参画。同プロジェクトの公式アンバサダーを務める〝島耕作〟と共に東商検定の魅力を発信していく。
東商検定は、環境社会検定試験(eco検定)、ビジネスマネジャー検定試験、ビジネス実務法務検定試験、カラーコーディネーター検定試験、福祉住環境コーディネーター検定試験の五つ。ビジネスの現場で役立つ生きた知識が得られる検定試験として、多くの企業や学校の人材育成ツールに活用され、2022年度の受験者数は全国約11万人に達している。
今回の〝島耕作〟の起用は、検定試験を通じて産業人材の育成を図り、日本経済の発展を目指す東商検定とシンフィールドが推進している「社会をよくする企業応援プロジェクト」の趣旨が合致したことがきっかけ。今後、公式サイトやSNS、 展示会ブースなどさまざまな媒体で展開する。
「社会をよくする企業応援プロジェクト」は、株式会社シンフィールドが「社会をよくしたい」と考える企業をIP(Intellectual Property=知的財産)の力で支援するために発足。『島耕作シリーズ』が今年連載周年を迎えるアニバーサリーイヤーに、〝島耕作〟がプロジェクトのアンバサダーとして、社会課題に取り組む企業などを支援している。
同所の特設ページでは、〝島耕作〟を起用した検定試験のPR漫画「東商検定特任アンバサダー就任編」「IBT(自宅や会社で自身のパソコンを用いて受験できる21年度から始めた試験方式)編」や、同所初代会頭の渋沢栄一と〝島耕作〟が東商検定について語り合う夢の対談などを公開。「就任編」では、〝島耕作〟が経済社会の発展、人材の成長や育成に幅広く貢献するために東商検定に着目した経緯、「IBT編」では、IBT試験のメリットなどを漫画で分かりやすく紹介している。
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