弘前商工会議所(青森県)は弘前駅前公園を中心とした市内で10月28日、「ひろさきりんごハロウィン」を開催した。弘前市中心街区の活性化を目指して始まったイベントで、今年7回目を数える。
仮装パレードに参加したのはおよそ300人。ご当地アイドルとして人気の「RINGO MUSUME」も駆け付け、思い思いのコスチュームに身を包んだ参加者たちと共に駅前公園から30分ほどかけてパレードした。回を重ねるごとに仮装の質が高くなっており、見ている人をワクワクさせる衣装の人が増えているという。参加者は親子連れや、孫と一緒に仮装するお年寄りまで幅広く、和気あいあいとした雰囲気だった。
また、仮装はいはいレースには14人の赤ちゃんが、仮装コンテストには23組が出場して盛り上がりを見せた。ほかにも、仮装ダンスバトルやメイクブースなどの体験ブースも登場。かぼちゃの重さ当てコーナーなど、誰でも参加できるコンテンツも多数用意された。
10月26~28日は「津軽の食と産業まつり」も開催。多くの屋台が並ぶ屋外テント村や、弘前をはじめとした津軽地域の地元生産品販売コーナー、コラボ企画として「トリック・オア・トリート スタンプラリー」などもあり、両会場を行き来してハロウィンを楽しむ子どもたちの姿も多く見られた。
同所担当者は、「地域の商業者と協力しながら、恒例行事として根付かせて、秋の弘前を代表するコンテンツに成長させたい」と語り、今後の展開にも期待が寄せられる催しとなった。
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