親子で〝みそづくり〟を体験
佐賀商工会議所女性会は8月7日、小学生の夏休みの自由研究を助けるイベント、「夏休み宿題お助け隊『親子で味噌(みそ)つくり体験』」を開催した。イベントは、地域の子育て支援事業の一つとして昨年から実施しているもので、今年で2回目。企業見学や社会体験を通して子どもの健全育成と子育て支援を図り、地域とのつながりを再構築することを目的としている。
今回の参加者は、市内の小学生と保護者18組32人。当日は、明治34年創業・丸秀醤油(しょうゆ)の工場を訪ね、秀島健介社長の説明を聞きながらしょうゆの製造工程を見学し、その後、場所を変えてみそづくりに挑戦した。
子どもたちは蒸した大豆にこうじと塩を混ぜてつぶし、パック詰めするまでの工程を体験。つくったみそ1㎏を各自家に持ち帰り、3カ月後の出来上がりを待つ。
参加者アンケートでは、「めったにできない体験で楽しかった」「みそがどのようにできるのかが分かった」などの感想が寄せられ、大変好評を得た。同女性会は、「体験を通して和食の文化や伝統的調味料のことを知ってほしい。今後もこの事業を継続していきたい」と話している。
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