厚生労働省と文部科学省は1月26日、2023年度(24年3月)大学等卒業予定者の就職内定状況調査結果(12月1日現在)を取りまとめ、公表した。
調査対象は国・公・私立大学62校。大学生の就職内定率は86.0%で、前年同期比1.6ポイント上昇。コロナ禍で落ち込んだ21年3月卒以降3年連続で上昇している。男女別では男子が85.0%(前年同期比2.2ポイント増)、女子が87.2%(同0.7ポイント増)。文系・理系別では、文系86.2%(同2.3ポイント増)、理系85.4%(同1.3ポイント減)だった。
地域別では関東の90.6%(前年同期比0.7ポイント増)が最も高く、次いで中部88.4%(同7.5ポイント増)、近畿84.7%(同4.3ポイント増)、中国・四国80.7%(同1.4ポイント増)で昨年12月時点を上回った。一方、九州は83.5%(同2.9ポイント減)、北海道・東北は74.4%(同5.0ポイント減)と低下した。
詳細は、https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000184815_00043.htmlを参照。
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