多治見商工会議所（岐阜県）は９月５日、多治見市産業文化センターで「『デジタル』＆『ＩＣＴ』体感フェア㏌多治見」を開催した。同イベントは、「デジタル化、ＩＣＴ活用の必要性が分からない」「導入するための財源がない」などの悩みを抱えた中小・小規模事業者向けに、初めて開催したもの。デジタル化の必要性について説明するセミナーを実施した後、プログラミングの知識がない人でも簡単にアプリケーションがつくれるノーコードツールの体験会や、デジタルツール提供企業４社の個別相談を実施した。15事業者から20人が参加した。

同所担当者は「デジタル化やＩＣＴ活用に興味を持つ中小・小規模事業者に向けて、実際のデジタルツールの体験や最新のＩＣＴソリューションに関する情報提供を行うことができた。多くの参加者から『実際に触れて理解が深まった』『デジタルツールを業務にどのように導入できるかが明確になった』などの声があり、大変うれしく思っている。今後も、デジタル化・ＩＣＴ導入に向けたさらなるサポートを提供できるよう、引き続き尽力する」と話した。