全国商工会議所女性会連合会(全商女性連、畠山笑美子会長)などは11月7、8日、「第56回全国商工会議所女性会連合会滋賀全国大会」を滋賀県大津市で開催した。大会には、全国326女性会から2530人が出席したほか、オンラインでも多くの参加があった。
大会の冒頭、あいさつした全商女性連の畠山会長は、政府が7月に発表した「女性版骨太の方針2024」に、商工会議所における女性活躍推進が盛り込まれたことを挙げ、「女性会の役割はますます重要なものになっている」との認識を表明した。続いてあいさつした日本商工会議所の小林健会頭は、新1万円札に商工会議所の創設者・渋沢栄一翁の肖像が描かれたことに触れ、「渋沢翁の『逆境の時こそ、力を尽くす』という信念に学び、『安定』から『成長』へとマインドを切り替え、行動に移していくことが求められる」と指摘。「大きな環境変化を的確に捉え、覚悟を持って自己変革に挑戦していこう」と呼び掛けた。
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