日本商工会議所は2月12~14日、東京ビッグサイトで地域資源や伝統の技を生かした特産品などを集めた共同展示商談会「feel NIPPON 春2025」を開催した。今回は、国内最大級ギフト商品見本市「第99回東京インターナショナル・ギフト・ショー春2025」、食品の専門見本市「第37回グルメショー春2025」と同時開催で、全国から25商工会議所が出展した。
同事業は、各地商工会議所、地域事業者などが開発した特産品や観光商品などの販路開拓・拡大を支援することを目的に2008年度から実施している。参加商工会議所は、紋別(北海道)、新庄(山形県)、糸魚川、十日町(以上新潟県)、下諏訪、塩尻(以上長野県)、小山、佐野(以上栃木県)、所沢(埼玉県)、船橋、佐原(以上千葉県)、富士吉田(山梨県)、土岐(岐阜県)、豊田(愛知県)、桑名(三重県)、長浜(滋賀県)、尼崎、宝塚(以上兵庫県)、奈良(奈良県)、岡山、総社(以上岡山県)、高松(香川県)、新居浜(愛媛県)、直方(福岡県)、沖縄(沖縄県)。地域に根差した商工会議所だからこそ紹介できる、こだわりの「食」「旅」「技」の逸品を首都圏のバイヤーらに売り込んだ。
期間中の商談件数は663件。会期中の成約は86件で、継続案件も232件に上った。出展者からは、「商工会議所としてまとまって出展することで、多くのバイヤーに足を運んでもらうことができた」「バイヤーからの反応が良く、商品の認知度向上や販路拡大に期待が持てる商談会だった」などの声が寄せられている。