日本・東京商工会議所に事務局を置く日西経済委員会は4月24日、西日経済委員会と第29回合同会議を都内で開催した。日本での合同会議は2017年以来8年ぶりとなった。会議には日本側から佐々木幹夫委員長ら90人、スペイン側からはホセ・マヌエル・エントレカナレス委員長ら32人の総勢122人が出席し、「ビジネス環境」「持続可能性」「強靭性」の三つのセッションテーマで討議を行った。
開会式であいさつした佐々木委員長は、両国の経済関係について「世界情勢がかつてない転機を迎えている中、成熟したパートナーシップから、さらに発展・多様化の段階へと進化しつつある」と評価。スペイン側のエントレカナレス委員長は、再生可能エネルギーなど新興技術分野での協力強化に期待を示した。