新居浜商工会議所(愛媛県)は13日まで、東京・秋葉原の日本百貨店しょくひんかんで「NIIHAMAうまいものMARCHE」を開催している。新居浜市内の菓子店や酒造会社、漬物店など10社が一押し商品を出品し、2019年12月14日から1カ月間販売する販売会で同所初の試み。休日と休前日には同所職員や事業者が店頭に立って試飲・試食を実施しており、最初の土日には完売する商品も出るなど販売は好調だ。同所は日本商工会議所と日本百貨店の連携事業「地域うまいもんマルシェ」に過去2回出展しているが、今回はそれとは別に日本百貨店から出展を持ち掛けられた。
出品商品は、新居浜市大島産の希少な「白いも」を使った「太陽の白いもプリン」や「抹茶クリームチーズ大福」など東京初出品の商品をはじめ、老舗和菓子店があんと生クリームでつくる生ようかん、愛媛特産の伊予柑の皮のお菓子「いよ柑漬」、県産のかんきつ「紅まどんな」のタルトなど人気スイーツが多数。また、白いもを原料にした芋焼酎「あんぶん」や県産南高梅を使った「にごり梅酒」、だいだい果汁を使ったぽん酢、かけしょうゆ、鮮やかな赤色のカブの漬物も販売している。11~13日は同所職員らが店頭でPRする予定だ。
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