2020年、千葉県銚子市の浜鈴総芸が地元のクラフトビール会社と共同開発したクラフトコーラが「銚子灯台コーラ」。日本ジオパークに認定されている銚子の大地をイメージしたグラスの中の茶色のシロップに、空と海をイメージした青い炭酸水を注ぎ込む。最初はこの茶と青の2層を楽しみ、それを混ぜ合わせると初日の出が日本一早いまち・銚子の朝焼けの色、オレンジ色への変化も楽しめる新感覚のコーラだ。
日本有数の観光地として知られる銚子も人口減少などの影響で、時代とともに「活気がなくなってきている」と話す同社の鈴木浩之社長。「このままではいけない」「何とかしたい」「100年後のまちに希望の光を届けたい」との思いが次第に強くなってきたという。そこで銚子のシンボル“犬吠埼”の壮大で美しい情景を思い出してほしいとの願いから、この青いコーラは生まれた。
コーラに使われているハーブやスパイス、フルーツ、てんさい糖は全てオーガニック。そして銚子が誇る発酵調味料「醤(ひしお)」も使い、銚子らしさを出している。「子どもたちやビーガンの人たちにも安心して飲んでほしい」と原材料にもこだわった。
まだまだ暑い今年の夏。数あるクラフトコーラの中でも、情景を素材の一つとしている同コーラが唯一無二の存在として注目を集める。
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株式会社浜鈴総芸
所在地 : 千葉県銚子市笠上町7005
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