各地商工会議所を通じて集まった逸品を、週替わりで東京・秋葉原の食のテーマパーク「日本百貨店しょくひんかん」で販売する「地域うまいもんマルシェ」が好評開催中だ。店舗で販売された人気商品の「こだわり」に迫る。
鹿屋商工会議所は、風味豊かなお茶や薩摩焼酎(芋焼酎)、ヘルシーな野菜のスナック菓子などを紹介した。お茶を出品したのは自園自製にこだわる西尾製茶。鹿屋市の山奥で減農薬栽培した「さえみどり」と「やぶきた」をバランス良くブレンドした深蒸し茶「山霧」をはじめ、スティックタイプの抹茶入り粉末緑茶「粉葉美人(こっぱみじん)」、農薬を使わず有機肥料だけで育てた茶葉を使ったほうじ茶「煌(きらめき)」などを販売した。中でも有機玄米を焙煎した「有機玄米焙煎茶 玄米珈琲」はコーヒーの風味が特徴。ミルクを加えてもおいしい。
鹿屋市内の薩摩焼酎メーカー神川酒造は、鹿児島県産の「黄金千貫」を原料にしたまろやかな芋焼酎「瀞とろ」や昔ながらのかめ壺仕込み「別撰神川」を販売。また、黄金千貫、安納芋、綾紫(紫芋)を使った3種類の芋焼酎を飲み比べできるセット「からいもからぁ」も紹介した。しゃれたパッケージはギフトにもお薦めだ。
〝乾燥野菜〟のメーカー、オキスは定番の野菜パウダーから「れんこんパウダー」や「黄金生姜パウダー」、ゴボウを丸ごと粉末にした「ごぼう茶」を販売。野菜パウダーは料理やお菓子づくりに活用できる。また、国産のフルーツや野菜を真空フライ製法でチップスにした「あしたのおやつ」は砂糖や調味料不使用、見た目もカラフルな健康おやつとして好評だ。
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