農林水産省が選定した「うちの郷土料理」の一つでもある朴葉(ほおば)みそは、朴葉の上に自家製のこうじみそをのせて焼きながら食べる飛騨・高山の料理。ご飯のおかずや、酒のさかなにするほか、餅につけたり、豆腐に塗ったり、万能調味料ともいえる。飛騨地方に旅をして、宿や食事処で食べたという人も多いだろう。寒さが厳しい飛騨地方では、かつて、いろりの火の上に朴葉を敷き、漬物やみそなどを温めながら食べたという。
炭火調理が一番だが、さすがに家では容易ではない。しかし、フライパンやホットプレートに朴葉を敷いても十分に香りが立ち、本格的に味わえるのが、「日下部味噌醤油醸造」の「朴葉みそ」。最高級の木おけ仕込み無添加こうじみそを焼きみそ用に調合してあり、朴葉とみその上にネギ、キノコなど好みの具材をのせて焼けば、一気に飛騨のいろり宿にワープしたかのよう。このシンプルな「朴葉みそ」に、さらに3年熟成した本みりんと熟成古酒でうまみとコクをプラスし、シイタケとショウガが入った「地元料理店の朴葉みそ(具入り)」も味わい深い。
「日下部味噌醤油醸造」は1890(明治23)年創業の老舗蔵。都会で楽しむ深山の味もオツである。
Data
社名 : 日下部味噌醤油醸造株式会社(くさかべみそしょうゆじょうぞう)
所在地 : 岐阜県高山市上一之町90
HP : https://kusakabe-kakuichi.co.jp/
電話 : 0577-32-0122
【高山商工会議所】

