荒尾商工会議所(熊本県)は2月26日、荒尾市および語学学校運営会社のアイ・シー・エイと外国人材の育成などを通した地域活性化を目的とした連携協力に関する協定を締結した。今回の協定は今年4月に同社が運営する日本語学校「ICA国際会話学院荒尾校」が市内に開校することを受け実施したもの。3者が有する人的・知的資源の活用と交流を図り、幅広い分野で相互に協力し、地域社会の維持・発展を目指す。
協定では①外国人材の育成と確保②多文化共生社会の実現③地域の将来を担う人材の育成④地域産業における人材不足の解消――の4点について連携することが盛り込まれている。人手不足解消に向け、外国人との共生、地域づくり、遊休施設の有効活用につなげる。
締結式で同所の山代秀德会頭は「商工会議所では地域総合経済団体として、地域活性化や商工業者への個別支援を実施しているが、中小・小規模事業者の経営環境は厳しい状況が続いている」と説明。「人手不足への対応として外国人材が注目される中、熊本県内でも在住外国人は増加しており、外国人が地域に溶け込める環境や、地域住民が外国人を受け入れやすくする環境整備が重要。今回の連携協定により、適正な受け入れ体制づくりに取り組んでいきたい」と述べた。
