松山商工会議所(愛媛県)、地元の老舗菓子店「一六本舗」、愛媛大学はこのほど、人材育成事業の一環として、産学連携で共同開発した新スイーツ「道後抹茶ドーナッシュ」の販売を開始した。 同商品は油でじっくり揚げた抹茶シュー生地に白あんと抹茶クリームを詰め込んだ「生ドーナツのようなシュークリーム」。和菓子のあんと若者の間で流行している「生ドーナツ」を融合させるという学生からのアイデアを約1年かけて商品化した。道後温泉の湯けむりをイメージしたホワイトチョコと金箔(きんぱく)をのせたSNS映えするアートのようなスイーツに仕上がっている。
同事業は、学生に地元企業の魅力を伝え、将来的な地域内就職を促進することで、地域経済の持続的発展を担う人材の育成・確保を目指すもの。同所は大学のゼミに、地元企業の課題解決に学生が取り組む「課題解決型プログラム」を提供しており、今回の商品は初めて発売に至った記念すべき一品となった。
商品開発に当たっては、一六本舗が課題とする「若年層の顧客獲得」に向け愛媛大学の学生が取り組んできた。学生が持っている一六本舗への印象が「お土産」や「大人世代」といったフォーマルなものが強かったことから「一六本舗のイメージをアップデート!」をコンセプトに設定。同社のイメージを打ち破るスイーツとして開発した。
同所は今後販売状況などについてフィードバックを行う。また、同社も今後、若者にもっとカジュアルに親しみのあるブランドとして愛されるようPRしていく。
