多度津商工会議所(香川県)は3月5日、多度津町、信用金庫の全国ネットワーク「よい仕事おこしフェア」実行委員会と連携して製造した、地域の特産品が原料のオリジナルクラフトビール「一太郎やぁいエール」を発表した。3者は同日、ビールのお披露目に併せて、地域活性化と産業振興を目的とした連携協定を締結した。
ビールの名称は同町のシンボル「一太郎やぁい像」に由来。同町の桜の名所である桃陵(とうりょう)公園で収穫した桜「関山(かんざん)」を乾燥させてパウダー状にした後、香川県産の小麦「さぬきの夢」とブレンドして醸造した。豊かな香りと鮮やかな発色が特徴だ。ラベルには同町の古いまち並みがデザインされている。
開発のきっかけは高松信用金庫から同所に地元を活性化させるための商品づくりの提案があったことだ。協議を進める中で同町の町花、町木を使用したクラフトビールを作成することが決定した。今後、同町の魅力を地域外へ伝えるPRツールとして、さまざまなイベントなどで積極的に活用していく。
同所担当者は「当所が中心となって材料の選定や収穫、ラベルの作成などに取り組んだ。初めての試みで反省点や課題も残るが、今後に生かし、より良いまちづくりに貢献していきたい。クラフトビールを多度津町や当所を知ってもらえるきっかけとし、地域経済の活性化や地方創生にもつなげていきたい」と話した。
