下松市は、山口県南東部に位置し瀬戸内海に面した豊かな自然と都市機能が調和するコンパクトなまちです。「住みよさランキング2025」(東洋経済新報社)において、全国812市区の中で8位に選ばれるなど、住みよいまちとして非常に高い評価を得ています。
こうした活気あふれる地で、わが社は鉄道車両の内装品を製造しています。主に、乗客や乗務員が触れる部位を手掛けており、特に、新幹線車両の昇降口にある「配電盤ユニット」においては、全国シェアの約6割を誇るまでに成長いたしました。
私の経営の根幹にあるのは、尊敬する両親の姿です。両親は常に「従業員を守ること」を最優先に考え、社員一人一人に対して、家族のように寄り添ってきました。その温かな絆こそが、現在の社風を作り上げた源流であると確信しています。その思いを形にする恒例行事として、社員自らが手掛けた部品が実際に使われている車両に乗り、慰安旅行へ行くことにしています。現場で部品の役割を再確認することが、社員のモチベーション維持につながると信じています。本年4月には、東武鉄道「スペーシアX」に乗車し、鬼怒川温泉を訪れました。車内を見つめながら、製作時の苦労話に花を咲かせる従業員たちの姿を見ることは、大変有意義な時間でした。
「ものづくりのまち」として発展してきた下松市では、市制施行85周年・下松市観光協会創立50周年を記念して、2024年4月に、市内南側に位置する日立製作所笠戸事業所から下松駅までの往復約3・3㎞にわたり鉄道車両を専用トレーラーで運ぶ「鉄道車両陸上輸送」が実施されました。行政や商工会議所、観光協会などが連携したこのイベントでは、日中の公道を鉄道車両が走るという下松市ならではの光景が広がりました。当日は、国内外から多くの人が訪れ、その技術力の高さを世界へ発信することができました。今後もさまざまなアイデアを出し合いながら、より良いまちづくりに貢献してまいりたいと思います。
私の趣味は、ゴルフと釣りです。ゴルフは友人と、釣りは妻と共に楽しんでおります。昨年は1回の釣行で平均30㎝超のアジを釣り上げ、泳がせ釣りでヒラメを仕留めるなど、遊びも妥協せず全力で楽しんだ結果、実り多いシーズンとなりました。そして、私の座右の銘は「一生懸命」。仕事も遊びも真剣に向き合う姿勢をこれからも大切にしていきたいと思います。
