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江連 忠のゴルフ講座 「理想のスイング」12のポイント Lesson3 理想的なオンプレーンのスイングは「脚」からつくろう 

脚を使ったスイング オンプレーンのスイングをつくりやすい

フックやスライスに悩まされる人は多いと思います。その原因のほとんどは、ダウンスイングでクラブがボールに向かっていく軌道に問題があります。その軌道が理想的な「オンプレーン」であれば、飛距離も出て曲がらないボールが打てるはずです。「プレーン」というのは、スイング中にクラブが描く軌道のことで、ダウンスイングでアドレス時のシャフトのラインに、その軌道がぴったり戻ってくるのが「オンプレーン」です。ちなみにアドレス時のシャフトラインよりも上から下りてくるのはアウトサイドイン、反対に下から下りてくるのはインサイドアウトと言います。アマチュアゴルファーの8割か9割はアウトサイドインの軌道で、そのため圧倒的にスライサーが多いということも覚えておいてください。

あるゴルフ雑誌に「オンプレーンスイングは足からつくろう」という記事がありました。これでは誤解を生んでしまいます。正しくは「脚からつくろう」です。足首からつま先の部分を指すのが「足」で、足首から骨盤まで、つまり下半身を指すのが「脚」なのです。脚を使うスイングができれば、力強くなって飛距離が出る、リズムとバランスがよくなる、と良いことずくめです。

ただ、脚を使うといっても、積極的に下半身を移動させるのではなく、下半身を見えないところで動かし、そこを頑張れということです。実際に下半身が大きく動いているわけではないけれど、見えない部分のリードで力強く、リズムやバランスもよく、流れるように動いているということです。

それを身に付けるには、ステップ素振りが最適です。ステップを踏むことで、上体の力が抜けリズムをよくして、体のエネルギーを効率よくボールに伝えるのです。

江連 忠(えづれ・ただし) 1968年、東京都生まれ。ジュニア時代から活躍。高校卒業後、アメリカに留学し、ティーチングプロの第一人者であるジム・マクリーンに師事する。1993年、プロテスト合格。自らが主宰する「江連忠ゴルフアカデミー」代表。日本におけるプロを教えるプロの第一人者で、これまで数多くのプロのコーチを歴任し、優勝に導いている。また、アマチュアの指導にも力を注いでいる

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