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江連 忠のゴルフ講座 「理想のスイング」12のポイント Lesson2 自然な〝ねじれ〟が身につけば パワーが生まれ飛距離も 伸びる

自然なねじれを生む〝いいポジション〟に入る感覚をつかむための「レッグラウンジ」 1)クラブを肩にかついで、両足を揃えて立つ 2)右足を大きく踏み出して、ひざ下が地面と垂直になったら 3)体をゆっくり右にねじる 4)同じように左足を踏み出し 5)体をゆっくり左にねじる これを繰り返すと、体をねじる感覚、下半身がいいポジションに入る感覚がつかめる

長くゴルフをやっている中でそのうちにリズムが悪くなって、スイング中に苦しさを感じることはありませんか。それは、体の「ねじれ」を意識するあまり、下半身を止めて上半身を力でねじろうとしているからかもしれません。

確かに、スイング中、体はねじれます。でも、プロゴルファーの場合は、下半身を止めようとか、自分の力でねじろうという意識はないのです。バックスイングで脚を動かして、関節をいいポジションに入れてスイングすることで自然に上半身がねじれているのです。ですから、リズムが悪くなることも、スイング中に苦しさを感じることもありません。

ところが、中級以上のアマチュアでも、体をねじれと言われると、下半身を力で止めて筋力で上半身をねじろうとする人も多いのです。それでは当然苦しく感じますし、下半身も止まってしまいリズムは出ません。ミスが出るのも当たり前です。

スイングで自然なねじれを生むためには、まずいいアドレスを取ることです。世界の一流プロのアドレスを見て、下半身の形を真似(まね)してほしいと思います。いいアドレスができたら、次に下半身が自然にいいポジションに入る感覚を知ることが大切です。そのためには、太ももと下半身を鍛える「レッグラウンジ」というトレーニング法を応用するといいでしょう。詳しいやり方は上のイラストにまとめてあります。

注意点としては、肩を回してねじろうとしないこと。肩を回すとケガをすることになります。両足のつま先を真っすぐ前に向け、上体を地面から垂直に伸ばし、へそのあたりを動かすことで体をねじるようにしてください。あくまでも下の方からねじれをつくることが大切です。上の方からつくったねじれでは、リズムもパワーも生まれません。股関節がきつく感じるかもしれませんが、そのきつさがエネルギーを生み飛距離を伸ばしてくれるのです。

イラストレーション:アカハナドラゴン

江連 忠(えづれ・ただし) 1968年、東京都生まれ。ジュニア時代から活躍。高校卒業後、アメリカに留学し、ティーチングプロの第一人者であるジム・マクリーンに師事する。1993年、プロテスト合格。自らが主宰する「江連忠ゴルフアカデミー」代表。日本におけるプロを教えるプロの第一人者で、これまで数多くのプロのコーチを歴任し、優勝に導いている。また、アマチュアの指導にも力を注いでいる

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