大分商工会議所青年部(大分YEG)に事務局を置く実行委員会は、「大分七夕まつり」の「府内戦紙(ぱっちん)」が今年35回を数えることを記念して切手シートを発売した。
いまや九州一円からの観客動員数が25万人を超えるといわれている同イベント。今年も8月2日の開催を控え着々と準備が進められている。府内戦紙は、1985(昭和60)年、同YEGによってつくられた1基の山車で市民みこしに参加したことから始まった。青森のねぶた祭りに想を得た府内戦紙の山車は、「ぱっちん(めんこ)」の絵柄のようだと表現されて、「府内(大分市)戦紙(ぱっちん)」と名付けられた。今年は参加企業18団体に加え一般踊り隊が8団体あり総勢約6000人の参加者が府内戦紙を盛り上げる。
改元の年ということで記念グッズ制作を熱望する声が高まり、オリジナル切手シートがつくられた。デザインに採用したのは、過去5年間で一等賞に輝いた山車の写真や、うちわに使用したイラストなどで1000シートを製作。「できるだけたくさんの人に使ってもらい、府内戦紙をさらに広めたい」と同所担当者も意気込む。申し込みは、同YEGのホームページかファクスにて受け付け中。
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