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リーダーの横顔 久慈を 世界の琥珀の本場に 向 正彰

久慈商工会議所会頭 久慈琥珀株式会社 代表取締役社長 向 正彰 事業内容:琥珀の採掘、琥珀を使った宝飾品などを製造。県内外に7つの直営店を構えるほか地域の観光拠点として「久慈琥珀博物館」やレストランを運営する 趣味:読書(多岐にわたり乱読)、休日に温水プールで4000~5000m泳ぐこと

岩手県久慈市は、昨年のNHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」の影響で、知名度は完全に全国区になりました。今年の冬も多くの観光客が訪れました。4月後半からの本格的な観光シーズンも大いににぎわいそうです。

「小袖海女センター」や地下水族館「もぐらんぴあ」のリニューアルオープン、「三陸」の日本ジオパークへの指定、「三陸復興国立公園」の創設、「みちのく潮風トレイル」の整備など、久慈は多くの話題で盛り上がっており、この追い風を商工会議所としても、まちづくりに生かしていかなければと、役職員一同、大いに知恵を絞っているところです。

久慈は、琥珀の産地でもあります。琥珀は、数千万~数億年前に樹脂が土砂などに埋まり化石化したもので、中でも久慈の琥珀は、約8500万年前の南洋スギの樹脂だと考えられています。

久慈琥珀は、昭和55年に県と市の誘致を受け、国内最大の産地で琥珀を生産加工するために設立されました。社会の公器として、地場産業の育成、地域への納税、雇用機会の提供、特産品の開発を目的としています。

また、当社の基本理念「琥珀との共生」のもと、本社に併設した「久慈琥珀博物館」を拠点に、原石の採掘から琥珀製品の加工、販売、修理、リフォームへと業務を拡大。収益の確保と観光客の集客で地元に貢献してきました。琥珀に関する事業を一貫経営する世界唯一の企業としての役割を確立し、「世界の琥珀の本場となる」ことを目指しています。そのためには、有限の天然資源である琥珀の有効活用と同時に、生産・製造過程において地球環境への配慮も欠かせないと考えています。

私は、創業以来33年間、現場の責任者として、現在は社長としての役割を担っておりますが、これまでを振り返ってみると、数々の危機や困難を乗り越えて今日までこられたのは、ただ運が良かっただけだと思っています。挫折や回り道だらけですが、「人生に無駄なことは一つもない」という座右の銘を掲げて、いま現在も無駄だらけの人生を歩んでいます。

この2~3年が、今後の久慈市にとって大事な時期だと考えています。この千載一遇のチャンスを生かせるよう、全力で魅力を全国に発信していきますので、皆さまの熱きご支援を、切にお願いします。

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