頭痛、肩こり、腰痛に悩んだときのオススメ簡単ごはん
頭痛、肩こり、腰痛などの症状は、動物性脂肪や糖分を多く取ることで血液の循環が悪くなり、疲労物質がたまることで起こります。毎日を快適に過ごすために、次のような食生活を送っていないか、ぜひチェックしてみてください。当てはまっている項目が多いほど、食事によって改善できる可能性が高まります。
①甘いもの、高脂肪のものを1日1回は食べている
②魚より肉を選びがち
③パンにはバターを塗って食べる
④定食よりも丼やサンドイッチなど単品食べが多い
どうしても食べてしまう場合は、血行をよくするビタミンEと、全身に酸素を運ぶ鉄の摂取を意識してみましょう。ビタミンEは、ごまやアーモンドなどの種実類、サケ、サバ、ウナギなどに多く含まれ、鉄は、貝類、枝豆、海藻類や大豆製品のほか、小松菜やおかひじきのような緑の濃いものに多いです。具だくさんのお味噌汁にして、毎日の定番にすると良いでしょう。
ちなみに、肉より魚にしよう!とお寿司ばかり食べるのは要注意です。酢飯には中性脂肪を増やす糖分と、体液の濃度を上げる塩分が大量に入っています。どちらも血行不良の原因となるものです。偏った食事は控えましょう。
かんぱちとおかひじきのコチュジャンあえ
材料(つくりやすい分量)
かんぱち(お好みの刺し身でOK)…1パック
おかひじき…1パック
[A]
コチュジャン、ごま油、しょうゆ…各大さじ1/2
つくり方
①沸騰した湯でおかひじきをサッとゆで、冷水にとって水気を切る
②根本の硬い部分をのぞき、食べやすい長さに切ってかんぱちと合わせ、Aであえて出来上がり
ワンポイントアドバイス
朝 トースト、バター、ヨーグルト、オレンジジュース
昼 お弁当(仕出し)
夜 会食
いつもの食事を見直してみましょう
糖分の多いジュースはフレッシュな果物にして、バターの代わりにビタミンEを多く含むオリーブオイルなどを用いると良いでしょう。朝食のようにパターン化されている食事こそ、より良いものに変えていきましょう。
※月刊石垣2014年6月号に掲載された記事です。
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