観光庁はこのほど、訪日外国人旅行者向けのPRを国が支援する広域観光周遊ルート形成計画について、新たに4つのルートが認定されたことを発表した。新たに認定されたルートは、「日本のてっぺん。きた北海道ルート。」「東京回廊(仮称)」「縁(えん)の道~山陰~」「Be・Okinawa琉球列島周遊ルート」の4つ。
観光庁では、テーマ性・ストーリー性を持った一連の魅力ある観光地をネットワーク化した広域観光周遊ルートの形成を促進し、海外へ積極的に発信する「広域観光周遊ルート形成促進事業」を平27年度から実施。昨年6月に認定した7ルートと合わせて計11ルートとなった。
「日本のてっぺん。きた北海道ルート。」は、「きた北海道」とインバウンドの拠点である「札幌」「旭川」をつなぎ、恵まれた大自然から享受する多彩な食や景観を楽しむことがコンセプト。「東京回廊」は、温泉、自然、歴史、祭から工場見学まで多様な観光資源が豊富な地域であることから、大自然をつないだルートと江戸の文化が息づく地域を中心としたルートを設定している。
「縁の道~山陰~」は、日本人が大切にする「縁」にスポットを当て、日本の最も古い歴史を有する地域である山陰で、「神話」・「伝説」をテーマに山陰の「自然」「歴史」「文化」を体験してもらう。「Be・Okinawa琉球列島周遊ルート」は、沖縄の島々を巡り自然と人との触れ合いを通じて、本来の自分と向き合う旅を演出する。
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