経済産業省はこのほど、東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所事故の被害を受けた福島県の現状と今後の取り組みなどを映像化した「福島の今」を日本語と英語の2カ国語で公開した。映像は、内閣府原子力被災者生活支援チームと連携し、福島県や被災市町村、福島県商工会議所連合会、関係民間企業などとの協力で作成したもの。
映像では、原発の現状や廃炉に向けた各種対策の進ちょく状況、避難指示区域内の住民や事業者に対する支援、福島県産農林水産品の安全確保などの取り組みを紹介。住民の帰還促進や風評被害の払しょくも念頭に置いた内容となっている。
また、映像に加えて、国内外に根強く残る不安や疑問を解消するためのパンフレット「廃炉の大切な話」も作成。廃炉・汚染水対策ポータルサイトからダウンロードが可能だ。
詳細は、http://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/hairo_osensui/を参照。
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