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江連 忠のゴルフ講座 「スコアが必ずアップする」12 のポイント Lesson 3 「向こう見ず」から「向こうを見る」ゴルフへの変身を

向こう見ずのアドレスの悪影響

アマチュアゴルファーのアドレス(※)を見ていると、向こうのターゲットを見ない人が本当に多いものです。多くのアマチュアゴルファーの構えを見てみましょう。

①両足を揃えて位置を決め、ボールに構えて立つ。②首がボールに向かい背中が丸まる。③グリップのチェック、グリップとこぶしの位置をチェック。④ボールに対して構えるので、右手が長くなる。⑤そして、バランスを崩す。

どうでしょう。覚えがある方が多いのではないでしょうか。しかし、自分はちゃんとターゲットを見ているから、と答える人もいるかもしれません。ターゲットを見ているといっても、それは見たフリにすぎません。一度も見ない、あるいは見たフリをするゴルフというのは、「打った後の行き先は飛んだボールに聞いてくれ!」というようなものです。これではデタラメなゴルフと言われても仕方ありません。向こうを見ない、『向こう見ず』なゴルフなど、怖くて私にはできません。向こうを見ないアドレスが及ぼす影響をイラストに示しました。こういったことが、トップやダフリ、ひっかけやスライスといった全てのミスの原因になっているのです。

では、プロゴルファーのアドレスを見てみましょう。

①右足から入る。②左足が決まり右足で微調整。③向こうを見る。④クラブヘッドを地面に着ける。⑤次の瞬間、自然とバックスウィングが始まり、打つ。

向こうをちゃんと見ることのメリットもイラストに示しました。いろいろありますが、体が起き上がることで酸素が体全体にいきわたり、無駄な力が抜けてリラックスできます。それと、何より狙ったターゲットにボールを運ぶという、高いレベルのゴルフが目指せるのです。

※ボールを打つために構えた静止した姿勢のこと

イラストレーション:アカハナドラゴン

江連 忠(えづれ・ただし) 昭和43年、東京都生まれ。ジュニア時代から活躍。高校卒業後、アメリカに留学し、ティーチングプロの第一人者であるジム・マクリーンに師事する。平成5年、プロテスト合格。自らが主宰する「江連忠ゴルフアカデミー」代表。日本におけるプロを教えるプロの第一人者で、これまで数多くのプロのコーチを歴任し、優勝に導いている。また、アマチュアの指導にも力を注いでいる

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