日商 Assist Biz

更新

江連 忠のゴルフ講座 「スコアが必ずアップする」12 のポイント Lesson 2 クラブは「握る」ではなく「持つ」ものだと認識する

1.クラブを持って座り、クラブを地面からわずかに浮かせる 2.背すじを伸ばしてつま先に体重をかけ、ゆっくり立ち上がる 3.すると、自然にお尻の上がったいい構えができる。このときヘッドは地面から浮かせたまま、クラブの重さをひじ、腰、背中、下半身で感じることが大切

プロゴルファーは、1日に600とか700個のボールを練習で打ちます。そんなに打って、よく手のひらが痛くならないものだと思う人もいるでしょう。手のひらが痛くなったり、マメができたりしやすい人は、クラブを強く握っているからです。

クラブは「握る」より「持つ」意識が大切です。「握る」というのは、手のひらでモノに圧力をかけるイメージがあると思います。しかし、それではグリッププレッシャーが強くなりやすいのです。それに対して、「持つ」というのは、モノの重さを感じて下から支えることです。ボールを握ると手に力が入りますが、持つと力は入らないはずです。ペンでも包丁でも車のハンドルでも同じですが、どんな道具も握ったりつかんだりしたら、その性能を100%発揮させることはできません。道具は持って使うことが大切なのです。

正しくクラブを持つために必要なことは、まず、正しい姿勢をとることです。右のイラストを参考に、正しい構えを自分のものにしてください。正しい構えができたら、持ちにくいモノ、重いモノを持って素振りをしてください。たとえば、グリップにタオルを巻いたクラブ、3㎏くらいあるボール、バット、竹箒(たけぼうき)などを持ってスウィングするのです。そうすれば、自然にモノを腰や背中で感じられ、クラブを「持つ」という感覚がつかめるはずです。

とにかく、グリッププレッシャーが強いと上半身が力んでクラブの重さが感じられず、クラブも体もコントロールできません。すると、クラブの軌道も打点も安定せず方向性も悪くなります。さらに、クラブの運動量も減って、飛距離も落ちるのです。クラブを強く「握る」のは、ゴルフの上達を遅らせると認識してください。

イラストレーション:アカハナドラゴン

江連 忠(えづれ・ただし) 昭和43年、東京都生まれ。ジュニア時代から活躍。高校卒業後、アメリカに留学し、ティーチングプロの第一人者であるジム・マクリーンに師事する。平成5年、プロテスト合格。自らが主宰する「江連忠ゴルフアカデミー」代表。日本におけるプロを教えるプロの第一人者で、これまで数多くのプロのコーチを歴任し、優勝に導いている。また、アマチュアの指導にも力を注いでいる

次の記事

江連忠

アマチュアゴルファーのアドレス(※)を見ていると、向こうのターゲットを見ない人が本当に多いものです。多くのアマチュアゴルファーの構えを見てみましょう。①両足を揃えて位置…

前の記事

江連忠

パット編、アプローチ編と続いてきた連載ですが、いよいよ仕上げのシリーズとなります。ここでは、さまざまな角度から、スコアアップの極意をお伝えしていきます。1年間12レッ…

関連記事

江連忠

ゴルフは、腰が重要な鍵になるスポーツです。とりわけ、目標に向かうときは、腰とお尻の向きが重要になってきます。上手なゴルファーというのは、ターゲットを目でしっかり捉え…

江連忠

ゴルフは、風に左右されるスポーツです。シングルクラスのゴルファーでも風の向き、強さなどを正確に読むのは難しいものです。そればかりか、強い風だと体も揺れるし、ミート率…

江連忠

ダウンスイングの軌道が「スティープ」だという言葉を聞いたことがありませんか。ダウンスイングの初期では、アドレスしたときのシャフトのラインと平行に下りてくるのが理想的…