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江連 忠のゴルフ講座 「パットで差をつける」12 のポイント Lesson 6 正しいボールの位置といいアドレスとは?

左目の真下にボールを置いてもらうと、最初に構えたところがかなり遠いのが分かる

パターの調子が悪いと嘆く人を見ていると、ボールの位置が正しい場所からずれていることが多いものです。「正しい位置」というのは、構えたときの左目の真下にボールがあるということ。試しに、ボールを置いて構えてみてください。そのときに、誰かに左目の真下にボールを置いてもらうと、随分とずれていることが分かるはずです。

ボールが体から離れれば離れるほど、フェースの軌道は丸くなっていきます。そうすると、ラインに対してフェースがスクエアになるポイントが短くなります。だから、ボールが右にずれていると、フェースが開いて押し出すことに、逆に左だと、かぶって引っ掛けるということになるのです。パッティングの基本は、ストレートな軌道でストロークすること。これができればフェースがスクエアになるゾーンが長くなり、芯に当たりやすくなります。パターの調子が悪くなったら、ボールポジションが遠くなっていないか、まずそこをチェックしてみるとよいでしょう。

いいアドレスで、正しいボール位置。このことを念頭に置いてください。では、いいアドレスはどうやって身に付ければいいのでしょうか。ゴルフのトレーニングでは、体幹を鍛える「メディシンボール」という道具を使うことがよくあります。3㎏のメディシンボールを両手で持って、安定して疲れない姿勢を探す訓練をしてください。同じくらいの重さのモノでも大丈夫です。安定して疲れずに、スッと持てる姿勢が決まれば、そのままボールやモノをパターと持ち替えてみます。それが、いいアドレスです。何度も練習して、しっかりといいアドレスを身に付けてください。

正しいボール位置といいアドレス。これであなたのパッティングは一変するはずです。

イラストレーション:アカハナドラゴン

江連 忠(えづれ・ただし) 昭和43年、東京都生まれ。ジュニア時代から活躍。高校卒業後、アメリカに留学し、ティーチングプロの第一人者であるジム・マクリーンに師事する。平成5年、プロテスト合格。自らが主宰する「江連忠ゴルフアカデミー」代表。日本におけるプロを教えるプロの第一人者で、これまで数多くのプロのコーチを歴任し、優勝に導いている。また、アマチュアの指導にも力を注いでいる

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