大分商工会議所は1月22日、「第1回高校生電話応対コンテスト」を開催した。地域経済を担う人材育成を目的に同所が企画。今回は初実施のため市内2校に絞り、3年生19人が出場した。
競技時間は一人5分。会社の営業担当社員という設定で、同僚の不在時にかかってきた顧客からの電話に対応するというもの。高校生は慣れない電話に戸惑いながらも、相手の名前や用件を聞き出し、丁寧な対応を心掛け応対力を競った。優秀者には大分商工会議所会頭賞が贈られた。
コンテストの実施に当たって、同所は事前に電話応対マナー講習を実施。2校に講師を派遣し問題を発表、ロールプレーイングなどの研修を行った。
同所は、「選手は大変緊張し敬語の使い方などに苦労していた。実社会で役立ててほしい」と話し、第2回の開催も予定している。
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