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現代に息づく職人技 「小さな赤富士・小さな富士山」

幅14.5㎝、高さ11.5㎝という置き場所を選ばない大きさで、明かりにはナツメ球を使用。おしゃれなインテリアとしても楽しめます 撮影:加藤正博

今月は駿河竹千筋細工(たけせんすじざいく)の技を生かしたミニランプをご紹介します。

静岡の竹細工が「竹千筋細工」と呼ばれる精巧な技法を用いるようになったのは、江戸時代といわれています。一般的な竹細工は平ひごを編んでつくりますが、「駿河竹千筋細工」は丸ひごを一本一本組み、作品を完成させます。明治6年にはウィーンで開催された万国博にも出品され、日本の特産物として高く評価されました。また、昭和51年に静岡県で初めて通産大臣から国の伝統的工芸品にも指定されています。

細いひごを均一の曲線にするのは大変難しく、熟練の技術が求められます。一人前の職人になるには5年から10年はかかるといわれています。

この伝統の技を生かし、木製の円形台に、千筋丸ひごを曲げて富士山型にしたシェードをかぶせたミニランプを開発した静岡竹工芸協同組合は12人の竹細工職人で構成。伝統的な技法を用いて、現代の暮らしの中でも美しく映える竹製品を生み出しています。

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