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現代に息づく職人技 「琥珀ボールペン」

グリップと天冠部(頭頂部分)にはそれぞれの個性をマッチングさせた天然琥珀が使用されています 撮影:加藤正博

今月は、久慈市の特産品である赤みの強い琥珀(こはく)を用いたボールペンをご紹介します。

樹木の樹脂が化石化してできる琥珀。その多くは2000万〜45000万年前のものですが、久慈の琥珀は8500万年前、恐竜が闊歩(かっぽ)していた時代のもので、世界最古の琥珀と呼ばれています。最古の産物ゆえに採掘時には亀裂が入りやすく、また、製品化にも技術を要します。

久慈琥珀は採掘から製品化まで一貫して自社で行う国内唯一の琥珀加工専門メーカーです。琥珀本来が持つ美しさを引き出すために専門の技術者の経験と技を駆使し、混ぜものは一切ない純度100%の精製琥珀を使った新しい商品を日々開発しています。その一つが琥珀ボールペンです。硬度が低く熱伝導率の低い琥珀のグリップは、手触りが良く温かみがあり、優しい使い心地が特徴です。

時空を越えた琥珀をもっと身近に。今後も、アクセサリーにとどまらない活用を目指した探求が続きます。

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