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現代に息づく職人技 「パスタ皿ペアセット」

釉薬を塗っているので臭いが移りにくく、色の沈着も防げるのが特徴です 撮影:加藤正博

今月は美濃焼の伝統と技術を生かしたパスタ皿をご紹介します。

美濃焼は、岐阜県南東部の土岐市、多治見市、瑞浪市などを産地とする陶磁器の総称で、その歴史は5世紀までさかのぼることができます。 土岐市の山間の小さなまちにある「作山窯」は、昭和27年から続く窯元です。

三代目の高井宣泰さんを中心に、職人が土の質感や温かみを生かした和食器・洋食器などを幅広く制作しています。飾って鑑賞する工芸品よりも、毎日の暮らしの中で楽しめる茶碗や皿をお届けしたいという考えから、シンプルなデザインと、使いやすい形状のものづくりに取り組んでいるそうです。

このパスタ皿は、美濃焼の一種で緑色の青織部が有名な織部焼のグリーンと、青磁(せいじ)のブルーを強く意識して調合した釉薬(うわぐすり)を使用しています。手作業で釉薬を塗っているため、一枚一枚、表情が異なります。強度があり、食べやすい形をした落ち着いた色合いの皿は使い勝手がよく、パスタやカレーを楽しむことができます。

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