秋田商工会議所は、秋田市内の寺町の観光振興を目的に「お寺でよる活」事業を推進、7月13日、西法寺でヨガ教室を開催した。同イベントには定員の20人が参加。専門講師の指導の下、夜の1時間、ヨガの呼吸法やポーズなどを体験した。
寺町とは、1600年代前半に初代秋田藩主・佐竹義宣がまちづくりの一環として寺を集め形成したもの。大通りから一歩入った静かな区画に約40の寺院がある。同所はこの寺町を観光資源として活用しようと2016年、所内に寺町観光研究会を設置し、昨年11月には7寺院の協力を得て音楽ライブやマインドフルネス(仏教瞑想)、ヨガなどのイベントを初開催した。好評を得て今年は夜のイベントを開催。初回のヨガには定員を上回る応募があり、参加者アンケートではほぼ全員が「お寺の魅力を感じた」「とても良かった」と回答、「毎月開催してほしい」との意見も多かった。
次回は9月14日に鱗勝院で開催。テーマは「日本酒」だ。その後は10月と11月に開催する。また、よる活のほか、市の観光案内人の解説を聞きながらお寺を見学する「寺町探訪ウォーク」(9月8日)も開催する。「お寺は本来身近な存在。お盆やお彼岸に限らず足を運んでほしい」と同所は話す。詳細は、https://www.akitacci.or.jp/local/teramachiを参照。
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