弘前商工会議所(青森県)に事務局を置く実行委員会は8月23日、「ファッション甲子園2015」の最終審査会を開催した。全国40都道府県1759チーム、3283点のデザイン画の中から、1次審査を通過した35チームによるファッションショーが行われた。
同事業は、若者の夢の創造とファッション振興を通じた地域の活性化を目的に平成13年から実施しているもの。今回で15回目の開催となり、今年も高校ファッションナンバーワンを競うため、1次審査を通過した35チームが弘前に集結した。
当日は、自分たちでデザイン・縫製した自慢の衣装を、チームの1人がモデルになって身にまといウォーキング。高校生たちによる熱い戦いが繰り広げられた。
厳正な審査の結果、優勝には私立女子美術大学付属高(東京)、準優勝には市立川崎高(神奈川)、第3位には都立篠崎高(東京)が輝いた。優勝校には、4泊6日の「パリ派遣・招待」が副賞として贈呈された。
審査員からは、「高校生とは思えないような完成度の高い作品がたくさん出てきている。これからファッション業界で活躍する人がもっと出てきてくれると嬉しい」と話し、今後のコンテストへの期待を寄せた。
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