唐津商工会議所(佐賀県)は8月8、9日の2日間、特産品の展示販売会「唐津バルシェ」を福岡県の博多駅前で開催した。同展示販売会は、中小企業庁の補助事業「地方公共団体連携型広域展示販売・商談会事業」を活用して実施したもの。同所は、2017～20年の中期計画で販路開拓を重点事業としており、同展示販売会はその第1弾だ。

当日は30事業所が出店。唐津市の特産品であるいかを使った商品や、新たに地元の名物グルメになりつつある唐津バーガーなどバラエティーに富んだ商品が提供された。

参加者へのアンケートによると、4割程度は福岡市外からの来場者。会場を博多駅前の広場にしたことで、幅広く唐津市の産品を紹介できたという。参加者からは「唐津の良さを満喫できた」「こういう機会を増やしてほしい」などの意見が寄せられ、好評であった。

同所は今年度、同展示販売会を計3回開催予定だ。今後、10月18～21日には東京の築地で、11月下旬には唐津市で開催する。築地会場の詳細は、同所ホームページhttp://www.karatsu.or.jp/information/ibento/201709191/を参照。