~全国各地の魅力を全力でPR~
今年も9月1、2日の青森県五所川原市を皮切りに、日本全国9地域において「平成29年度日本商工会議所青年部ブロック大会」が行われる。昨年度は過去最多の約1万4100人が登録。地域への活力を全国のYEGメンバーに届けた。今年度はどんな出会いやつながりが生まれるのだろうか。
ブロック大会とは
現在、各地のメンバーは単会の枠を超えてブロック全体が一丸となり、全国から集まる大勢のメンバーを迎え入れるための準備を行っている。ブロック大会は、式典、諸会議のほか、「分科会」として、各地域の持つすばらしい地域資源をPRする絶好の機会でもある。参加するメンバーや来賓、来場者も、その魅力を五感で感じ取り、青年経済人として、自らの事業の発展はもちろんのこと、各地自治体の活性化に少しでも役立つ刺激と経験と知識を、自分の地元に持って帰ることが目的だ。ゆえに、ブロック大会への期待は計り知れない。
また、各ブロックで開催される「懇親会」において、ブロック内のメンバーが交流を図る。そこでの出会いは、今後ビジネスを共同で行うきっかけとなるほか、各地域の発展、また災害などの緊急事態には協力し合い、助け合う際の鍵にもなる。ブロック大会はまさに地域活性化への糸口となる重要な要素が詰まった一大イベントといっても過言ではない。今年も、全国9カ所で盛大に開催される。
開催地の大会に向けた思い
北海道ブロック 湯之国登別大会
「熱く湧き立て我らの想い! 誠の道を切り拓け SPA! 誠心誠意」
登別では約20年ぶりの開催となり、次なる20年後の登別経済を担う若手経営者が一致団結し、誠心誠意、マチの未来をつくりあげる礎となる大会を目指します。YEGが住民にも必要とされる団体となるべく、どのように貢献し、何を残せるかを意識した大会となるよう尽力します。
東北ブロック 青森ごしょがわら大会
「津軽の郷で 笑顔が躍動(おど)る ヤッテマレ東北! ヤッテマレYEG!」
五所川原が誇る「立佞武多(たちねぷた)」を一人でも多くのYEGメンバーに感じていただけるよう、企画立案しています。津軽人の“もつけ魂”を炸裂させ、参加するメンバーすべてが「三方笑顔」になる大会を目指します。また、今大会では特別に冬の風物詩「ストーブ列車」を運行します!
関東ブロック ぐんま沼田大会
「輪がうまれ和がひろがる〜日本の心輪(つな)がる関東〜」
群馬県の最北端であり、県内で最も人口が少ない市ではありますが、決して背伸びせず、声を掛け合い助け合うという、沼田らしさを感じていただけるおもてなしをするために、連日連夜会議を重ねています。自分たちも思いっきり楽しめる、そんな大会にできたらと思っています。
北陸信越ブロック 燕大会
「燕人(えんじん)全開! ものづくりのまち燕で縁づくり 人づくり 絆づくり Letʼs燕(EN)JOY」
メンバーの8割が製造業関連の仕事をしています。おもてなしに慣れないメンバーが多い中、持ち前の綿密な段取りと「イメージを形にする力」で、燕らしいおもてなしに注力します。「また燕に来たい、またあなたに会いに来たい」と思ってもらえるブロック大会を目指します。
東海ブロック 津大会
「ガッ津で進め! あふれるスピリッ津! 輝く未来へレッ津 GO!~活力ある地域を青年の手で~」
津YEGはこれまでに、全国大会、全国会長研修会、ブロック大会(第1回、第10回)を主管し、一昨年30周年を迎えました。この経験を生かしたおもてなしを図ります。日本一の地名の短さ「津」で、ブロック内全単会一丸となり、団結力の高いブロック大会を目指します!
近畿ブロック 近江守山大会
「YEG LINK 〜繋げ守山へ! Join us(ジョイナス)! Join(ジョイ) 未来(あす)!〜」
大会のコンセプトは「つながり」です。つながりは、未来に向かうための大きく大切な力です。日本一のびわ湖を有する滋賀県の南西部に位置する守山市で、まち並みから長い歴史や豊かな自然を感じていただき、「つながり」を未来への活力にしていただきたいと思っています。
中国ブロック 三次大会
「『巴』~流れ集いてひとすじに~」
YEGの規模自体は大きくありませんが、ご当地お好み焼きとして「三次唐麺焼(みよしからめんやき)プロジェクト」を立ち上げ、三次市の知名度アップに一役買うなど、個性的なメンバーばかりで構成されています。江戸時代の面影を残すまち並みや、広島牛やワニ料理など魅力が満載です。
四国ブロック えひめ松山大会
「先人未踏 ~SHARE OF YEG~」
松山YEGは一昨年25周年を迎え、現在250人体制を目指し日々活動しています。今回、「先人未踏」の参加者1000人超えの四国ブロック大会を目指します! 道後温泉、松山城、坂の上の雲ミュージアム、鯛めしなど、多くの魅力を体感してください。
九州ブロック 出水大会
「出水えん舞~えんで結ぶ九州魂~」
遠くシベリアから1万羽を超える鶴が渡来する出水市。全ブロック大会のフィナーレを飾るべく、出水市をまるごと体験してもらえるような充実した大会にしたいと考えています。いにしえの鼓動が聞こえてくるような歴史や素朴なまちなみに、時を超えた浪漫を感じてください。
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